さびついて動かない鉄製のネジを無理やりドライバーで回すと、ネジ山が潰れてしまいます。
こういう場合は熱したアイロンを三分ほどネジに当てればOK。
熱が冷めてドライバーを使えば、ネジがゆるんでいますよ。
これは加熱されて膨張したネジがネジ穴を広げ、冷えると収縮するので、ネジ穴に隙間ができるからです。
また、ネジ山が潰れてしまったネジは、太めの輪ゴムをネジ山の上に当てて、ゴムの上からドライバーで回します。
するとネジ山の内側でゴムがストッパーの役目をするため、回しやすくなります。
捨てないで!再活用
ストローでケーブルホルダー
使い終わったストローは捨てないで。ケーブルホルダーになります。
ストローをしっかり洗ったあと、カッターなどで螺旋状に切れ目を入れましょう。
バラバラのケーブルにこのストローを巻き付ければ、スッキリ束ねることができます。
ペットボトルのキャップは計量スプーンに
国産のペットボトルの蓋は、ボトルの大きさにかかわらず容量が7.5ccです。
大さじ1杯は15ccなので、2杯で大さじと同量に。
手近に計量スプーンがないときには、キャップで代用することができます。
ピカピカにする
仏具の黒ずみが酢で取れる
花立や香炉、火立などの仏具の多くは真鍮(しんちゅう)でできています。
手入れが悪いと酸化して、いつのまにか黒ずみに。
酢の持つ還元作用がこの酸化に効果を発揮します。
酢を入れた容器に仏具を10分つけておくと、あの黒ずみはどこへやら。
おからでグラスがピカピカ
ツヤがなくなったグラスは、ガーゼに包んだおからで拭きましょう。
おからに含まれるサポニンには、界面活性剤と同じ働きが。
洗剤を使ったように表面に付着した油汚れをきれいに落としてくれますよ。
腰の痛みが軽くなる「腰まわし体操」
腰の痛みが軽くなる「腰まわし体操」
腰痛は背骨やその周囲の筋肉が硬くなることから起こります。腰を軸にして上半身を回すと、背骨まわりの筋肉がほぐされていき、過剰に痛みを感じていた自律神経の興奮もおさまります。「腰回し体操」は腰痛軽減にはおすすめの運動です。
- 両手の力を抜いて自然体に立ちます。
- おへそを中心にして上半身を左右にひねります。腕はでんでん太鼓のように、腰の動きについていきます。
- 呼吸は自然呼吸。
だんだん体から力が抜けていけばベストです。最初は5分行って、最終的には15分を目標に。
水っぽいカボチャは煎茶で煮る
水っぽいカボチャは煎茶で煮る
水っぽくなったかぼちゃの煮物は、出がらしの煎茶で煮てみましょう。甘みが出ておいしい、ほっこりした口当たりに。煎茶の味や匂いが残ることはありません。かぼちゃは血行を促進するビタミンEがたっぷり。冷えの改善ができる野菜ですよ。
水筒で下煮すると柔らかくておいしい煮豆が
魔法びんに、豆と熱湯を1対3の割合で入れて一晩置いておくだけで、柔らかい豆の下煮が出来上がります。あとは味付けをしながら、好みの固さに茹でるだけ。手間も光熱費も省ける、おばあちゃんの知恵の調理法です。
タマネギの皮は水の中でむく
タマネギの皮は水の中でむく
タマネギの皮をむくと涙が。これはタマネギの成分の硫化アリルが原因です。流下アリルは揮発性なので皮をむくと空気中に飛散して涙腺を刺激します。そこで皮を水の中でむいて飛散を防ぎ、濡れているうちに手早く切れば、刺激がぐっと和らぎます。
キャベツは繊維に対して垂直に切る
甘み成分を多く含むのがキャベツの硬い繊維部分です。これを垂直に切ると、甘みを出しつつ歯ごたえが美味しい千切りに。軽く水にさらせば、断面から水分を吸って膨らむため、よりシャキシャキ感が増しますよ。
小さな大掃除
張り付いたシールはドライヤーで
はがせなくなったシールはドライヤーの熱風を当てて温めると、固まったのりが溶けて、剥がしやすくります。残った部分はベンジン(除光)かアルコールを布に含ませてこすると、楽に落とすことができます。
コーヒーで引っ搔き傷を補修
引越しの時に荷物で擦ったり、ペットが引っかいてできた茶系の家具の傷は、インスタントコーヒーを溶いた液を塗ると目立たなくなります。液の濃さは家具に合わせて調整して。また家具と同色の靴クリームも、傷の補修に使えますよ。
魚料理のポイント
シシャモなどの小魚を網焼きグリルで焼くと、網から落ちたり、水分が蒸発しすぎておいしさが損なわれてしまうことが。小魚を焼く場合は、クッキングシートを使いましょう。その際、シートをくしゃくしゃにしてフライパンに広げるのがポイントです。小魚をその上にのせて焼けば焦げつかず、油なしできれいに焼けます。また煮魚では鍋底に魚の皮がくっついて、荷崩れすることも。でも鍋底にあらかじめキャベツの葉を敷いておけば、そういう失敗がありません。ちなみに煮魚の汁は捨てずに、料理のダシとして活用すれば便利です。じゃがいもや大根などのたんぱくな野菜を煮たり、雑炊や鍋料理に用いると、今までとはひと味違うお料理に
干し椎茸のおいしいもどし方
急いでいるからといって、干し椎茸を熱湯で戻すと、香りやうま味を損なうことに。こういう時は砂糖をひとつまみ入れたぬるま湯に浸せば、砂糖の浸透圧で手早くおいしく戻せますよ。またあの干し椎茸独特の風味を最大限に引き出したい場合は、少し時間をかけて、冷蔵庫の中で一昼夜水につけておきましょう。椎茸には自身のうま味を分解する酵素を含んでいて、この酵素は20度から活発になるため、冷水でこの酵素を眠らせながらじっくり味をしみ出させるのです。干し椎茸は生椎茸に比べて断然おいしいといわれますが、これは干すことでうま味成分のグアニル酸がなんと生椎茸の約10倍に増えるからだそうです。
シミを落とす
変色した果汁ジミは酢で落とす
果汁ジミは水溶性です。ついた直後なら水で洗って落とせます。時間が経って茶色くなったシミはアルカリ成分を含んでいるため、酸性の酢を布に含ませて、叩き洗いすると取れていきます。衣類によっては色抜けの恐れもあるので、目立たない部分でまずは試してみて。
コーヒージミは食器洗い用洗剤で
ついたコーヒージミの裏側にたたんだタオルを当てます。食器洗い用洗剤をシミの表側からかけて指でよくなじませたら、上から歯ブラシなどでトントンとたたいて、シミをタオルの方へ移しましょう。あとはきれいな水でシミ部分をすすげばOKです。