木製まな板のススメ

近年は樹脂製のものが主流になっていますが、木製のまな板は刃当たりがやわらかく、水分を吸収するので食材がまな板に密着して切りやすいうえ、木の手触りや包丁が当たる音が好きだと言う人も多いようです。お手入れもちょっとしたコツを呑み込めば心配ありません。
●お手入れ方法
・使用前には必ず全体を濡らして水分を含ませ、使用後もすぐに水で洗い流す。
・ふつうの汚れは粗塩をふりかけ、たわしでよくこすり流水で洗い流す。
・洗った後は水気を拭き取り、できるだけ通気性の良い場所で自然乾燥する。

この基本を守れば、表面を削り直すことで20年以上使えるそうですよ。

靴の消臭には「炭」

下駄箱の中には靴に染み込んだ汗のニオイでいっぱいです。湿気やニオイがこもりやすい場所なので、格段に100g程度の備長炭を置いておくと良いでしょう。そのままでもいいですし、通気性のある布でくるんでおくと見た目もキレイです。
メンテナンスも必要で1ヶ月を目安に炭を交換しましょう。炭は水洗いして天日干し(直射日光は避けて)すると効果が復活するので、何度か繰り返して使うことができます。経済的なのもうれしいですよね。

焦げ付いた五徳をキレイに

ガスコンロの五徳の汚れは、汚れ → 加熱 → 焦げ付く → こびりつく … と、積み重なったものです。つい放置してしまった焦げ付きをキレイにするのは大変ですが、お湯で溶かした重曹につけ置きすると以外にも簡単に落とせます。ここでは、一般家庭に多い黒っぽいホーロー素材の五徳の洗い方について紹介します。
【手順】
1.大きめのゴミ袋を用意し、シンクにセットする。
2.お湯1リットルあたり重曹大さじ1を目安に溶かし、五徳をいれ1時間ほどつけ置く(お湯の温度は50〜60度)
3.汚れが白く浮き上がったら、スポンジや古歯ブラシなどで軽くこすって汚れを落とす。

後は、よくすすいで水気を切ったら完了です。ステンレス素材の五徳は各メーカー専用のクリーナーでお手入れしてくださいね。

フリースは最強のホコリ取り

フリースは静電気の起きやすい素材なので、摩擦による静電気でホコリをくっつけ、しかも逃がさない優れもの。一度取ったホコリを放さないので、ハタキのようにホコリが舞うこともなく、ひと拭きでスキッと取ることができます。
フローリング用のお掃除ワイパーに使うとお掃除がぐんとラクになりますよ。
作り方は、フリースの古着を20cm四方くらいの大きさに切って、お掃除用ワイパーに付けるだけ。乾いた状たのまま、部屋の中を滑らせるだけで部屋中のホコリがきれいに取れます。ただし、洗剤や重曹スプレーなど床に水分があると、かえって汚くなるので、乾いた状態で使いましょう。
洗って何度も使えるので、取り替えシート代も節約できて、いいことづくめですね。