野菜は保存方法を知れば長持ちします。食べ物を無駄にしない、経済的な知恵をご紹介。
ホウレン草:湿らせた新聞紙に包んでビニール袋に。冷蔵庫の野菜室に立てて保存します。
ニンジン:乾燥しないようにビニール袋に入れて、野菜室に立てて保存します。
シソ:湿らせたキッチンペーパーに包んでビニール袋に入れ、野菜室に保存します。
ジャガイモ:リンゴといっしょに常温保存すると、リンゴが出すエチレンガスの働きで発芽が抑えられます。
キャベツ:ビニール袋に入れて野菜室に保存します。使いかけはラップに包んで乾燥を防ぎます。
ポットの水あかは酢で撃退
電気ポットの底にたまった白い結晶の水あかは、見た目にも不衛生でこまりもの。この正体は水道水のカルキで、掃除する方法はいたって簡単です。ポット容量1.8リットルにつき酢を1カップ入れて、水を満たして沸かします。そのままひと晩保温したのち、湯を捨ててスポンジで内側を軽くこすれば、頑固な水あかもスッキリ。
ラップの切端がわからないときは
切端が不明のラップは、輪ゴムを掌にまいて雑巾をしぼるようにラップを数回ねじると、先端が現れてきます。瓶のふたがなかなか開かない場合も、ふたに輪ゴムを数本巻くと、輪ゴムが手の滑り止めとなって開けやすくなります。
果物の熟れどきをいただくのが、一番おいしい食べ方です。でもどうやって?ではその方法をお教えしましょう。
すいか たたくとポンポンと高く澄んだ音がするものが食べごろ。カットスイカなら、黒い種が多いものを選びます。
ぶどう 皮の色が濃くて張りがあり、熟した新鮮な果実に見られる表面の白い粉(プルーム)があるものを。
桃 強い芳香が出ていて、皮がスーッとむけるくらいやわらかいものがお勧めです。
柿 皮全体にツヤと張りがあり、へたが実に張りついているもの。色が赤いものほど甘い。
りんご 全体が濃く色づいていて、重量感があり、叩くと澄んだ音がするものがおいしい。
ペットボトルが汚れを落とす
洗濯機の中に、水を入れた500mlのペットボトルを入れるだけで、洗濯物の汚れがぐんと落ちますよ。これはペットボトルのために洗濯機の中に逆の水流が生まれ、ふたつの水流のねじれで洗濯物がきれいになるからです。
ペットボトルの水の量は2/3程度にして、ボトルがちょっと浮くようにするのがポイント。
試供品リンスで医療をソフト仕上げ
ヘアケア用の試供品リンスを、洗濯の仕上げに使うと、繊維のケバだちやゴワゴワ感が消えて、柔らかな肌ざわりに。使う分量はリンス1回分を目安に加減してください。
使い切らずに湿気てしまった海苔はまずくなっていますが、捨てるのはもったいないですね。一工夫するだけで美味しくなる方法をご紹介しましょう。
●韓国のり風に変身
表面にごま油を塗り、塩を振ったら魚焼きグリルかオーブントースターでバリッとするまで焼くだけ。
●常備菜に活用
しょうゆとみりん、砂糖で甘辛く煮てつくだ煮風に。湿気たままみそ汁に刻んで入れてもおいしい具になります。
手作りできる小豆カイロは、繰り返し使用ができてとても便利です。
着なくなったお気に入りのTシャツや古着を使って好きな形のカイロ袋を作るのも楽しみですが、裁縫に自信がない人は靴下さえあれば簡単に作れるので、ぜひお試しを。
※加熱しすぎると生地によっては溶けることもあり、また豆が破裂する恐れがあるので、くれぐれも温めすぎないように。
●材料
・靴下1足、・小豆、・紐
●作り方
靴下の爪先の方に小豆を入れ、履き口をひもで固く結びます。あとは使う前にその都度電子レンジで温めるだけ。加熱時間の目安は600Wで1分程度。肌に当てる前に、手で熱さの確認をすることを忘れずに。
薄力粉・中力粉の賞味期限は約1年。強力粉は6ヶ月です。この期間内に使うことも大事ですが、カビやダニなどの虫が小麦粉の中で繁殖してしまうため、開封したらなるべく早く使い切りたいもの。でも余ってしまうことが多いですよね。そんなときは台所のお掃除に使うと良いでしょう。
賞味期限切れや余った小麦粉は、小麦粉とお酢を1:1の割合で混ぜペースト状にします。これをスポンジにつけてシンクの内側をやさしくこすれば、傷もできずあっという間にきれいになります。
台所は油はねや生ごみなど、汚れやニオイが気になる場所。夏場はゴキブリなどの虫も出やすくなります。殺虫剤や防虫剤なども便利ですが、食べ物を扱う場所ですから、できれば口に入れても安全なもので虫を防ぎたいですね。
米びつにはトウガラシ
米びつに発生するコクゾウムシは、トウガラシの防腐・殺菌作用で撃退しましょう。種を抜いた乾燥したトウガラシを3本程度、三分割にして米びつにいれておくだけ。こまめに換気することもポイントです。
ミントの葉は置くだけ
ゴキブリはミントの葉の香りが苦手。生の葉をシンクの周りや戸棚の中などに置いておくだけで防虫できます。香りがしなくなったら取り替えましょう。
発酵食品として注目されている漬物。でも、ぬか漬けは面倒という人には、甘酒を使って簡単にできる方法があります。
好みの大きさにカットした野菜を保存袋に入れ、少し強めに塩を振り、全体にまぶします。次に野菜が浸るぐらいまで甘酒を入れ、まんべんなく揉み込みます。保存袋内の空気を抜いて、しっかり口を閉じたらそのまま冷蔵庫で保存。
野菜の種類や大きさによって漬け込む時間は変わりますが、小松菜などは半日ぐらい、大根や人参は1〜4日ぐらいでおいしく食べられます。漬け終わった汁は、汁物の味付けなど塩の代わりに再利用できるので無駄もありません。
おせんべいは、湿気の少ない冷蔵庫で保存するのがおすすめ。少しの湿気なら袋をあけたままで冷蔵庫や冷凍庫において置くと元に戻ることも。完全に湿気てしまった場合でも、少しの風空でおいしくいただくことができます。
●揚げ物の衣に
ジッパーの袋などの丈夫な袋に入れて麺棒やすりこぎなどで叩いて細かく砕きます。パン粉代わりに使ってもいいし、薄力粉と合わせて唐揚げの衣にするとサクサクした食感が楽しめ、かさましにもなります。
●炊き込みおこわに
もち米を使用したおせんべいやおかきをお米と一緒に炊き込むと、モチモチとした炊き込みおこわに変身!塩加減は、炊きあがったらすぐに調整すると良いでしょう。